平成18年(2006年)2月10日
田中夏木です。
立春は過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。
今年の冬は例年になく厳しい寒さですが、『冬きびし 春をふくみて』という言葉にもあるように、厳しい冬があってこそ暖かい春がくるのだと思います。
2月9日、大阪電気通信大学四條畷キャンパスで、市内の事業者の方と、大学、市の産学官交流会を開催し、私も出席しました。 大阪電気通信大学の四條畷キャンパスは、本市の清滝地区にあり、めぐまれた環境の中で、医療福祉工学部、総合情報学部などの学生さんが学んでおられます。
医療福祉工学科では、爆笑計というユニークな計器を使って、笑いと健康の関わりを研究されています。また、デジタルゲーム学科では、トレーニングや学習にゲーム性を利用するためのゲーム開発が行われており、それぞれについての講演がありました。ほかにも、医療福祉やメディア情報などのさまざまな研究が行われています。
これを契機に大学が持っておられる知的財産や学生さんの若い力を活用させていただき、事業者のみなさんといっしょに、地域の活性化が図れればと思っています。
この催しは、本市と(財)関西文化学術研究都市推進機構の主催で行ったもので、昨年12月には、奈良先端科学技術大学院大学との交流会を開催しました。今後も、市内事業者の方と、学研都市に設置されている大学等の研究機関との交流を進め、地域の活性化を図っていきたいと考えています。