平成18年(2006年)4月3日
田中夏木です。
3月定例市議会で審議していただいていました平成18年度の予算も可決され、4月から新しい年度がスタートしました。
新年度予算は、本市の財政が極めて厳しい状況にあることから、市職員の給与の大幅な削減を行っています。
一方では、子どもたちの健全な育成や子育て支援、住民の皆様の安心・安全の確保のための施策などに意を用いた予算としました。
また、本年度は、第5次四條畷市総合計画の初年度にあたります。
この計画は、多くの市民の皆様に参画していただき策定したもので、今後10年間のまちづくりの指針となるものです。
計画の大きな柱のひとつに、「住民と行政の協働によるまちづくり」を掲げています。これまでも、地域の安全の確保や緑化の推進などに、多くの市民の方々のご協力をいただいていますが、こうした積み重ねの上に立って、総合計画に定めています『「夢と希望が輝く活力都市 四條畷」緑と歴史をいかした にぎわいあるまち 』 をめざし、住民の皆様とともに新しい歩みを始めていきたいと思っています。
まちのにぎわいということでは、4月1日、2日に、「第2回四條畷楠公まつり」が、四條畷神社を中心に開催されました。
このまつりは、四條畷の歴史を市民の方に知っていただき、後世に伝えるとともに、まちの活性化を図ることを目的に、実行委員会で開催されたものです。
楠正行公をはじめとした武者行列や稚児行列など、子どもを中心としたまつりで、今年は4月1日に、このまつりのために創られた祭囃子も披露されました。また、4月2日は、生憎の天候でしたが、時代行列をメインに太鼓の演奏や出店など盛りだくさんの企画に多くの市民の方が参加され、大いに賑わいました。これからも長く続けていただきたいと思っています。