路線記号が示すJR西日本のダメダメぶり…「学研都市線=G」ベストな解決案


四條畷(しじょうなわて)市で唯一の鉄道、JR片町(かたまち)線。愛称「学研都市(がっけんとし)線」で、イメージ色(ラインカラー)は黄緑色(下記、アマゾンのグッズ参照)だったのだが、いつの間にかピンク色に変わっていた。

なんでも、2014年8月6日に「路線記号」を導入した際、京橋駅で相互乗り入れ(直通運転)しているJR東西線の「桜桃色」に合わせた、とか。

で、不思議なのが、その路線記号。片町線には「H」が与えられている。なぜHなのか? 素直に考えれば、片町のK(atamachi)、あるいは、学研都市のG(akkentoshi)を与えるべきでしょ。


命名の基準について、JR西日本は、

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京都・大阪・神戸を結ぶJR京都線・JR神戸線を「A」、大阪市内を一周する大阪環状線を「O」として、分岐駅順にアルファベットを付与します。
http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/08/page_5993.html
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としている。なんだ、根拠ないままテキトーに割り振った次第。

そこで、よくよく路線記号を見ると、片町線(学研都市線)から(JR東西線を経由して)直通運転先の「福知山線(愛称JR宝塚線)=G」となっている。一方で、「おおさか東線=F」…だったら、3線の“本名”を考慮して

「福知山線(JR宝塚線)=F」
「片町線(学研都市線)=G」
「おおさか東線=H」

とすればスッキリ。

そもそも、路線記号を導入した理由について、JR西日本は「訪日外国人のお客様や国内の不慣れなお客様に対して、列車を利用する際のわかりやすさを向上させるため」と述べているのだから、

「FUKUCHIYAMA LINE(JR-TAKARAZUKA LINE)=G」
「KATAMACHI LINE(GAKKENTOSHI LINE)=H」
「OSAKA-HIGASHI=F」

なんて、ねじれ表記で、どこが分かりやすいのかしら。国鉄から民営化30年、この辺りが首都・東京と成長したJR東日本との差、悲しいかな、大阪的な企業、JR西日本の限界だろう。

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路線記号が示すJR西日本のダメダメぶり…「学研都市線=G」ベストな解決案 への2件のフィードバック

  1. えん のコメント:

    JR東日本も路線が多いから路線記号に頭文字を当てた結果重複が激しい上、路線記号がない区間もある。(例)山手線はJY、横須賀線は頭文字はYだが山手線との重複を避けてJO
    あと、ラインカラーが似たような色ばかりで見にくい。

  2. のコメント:

    そんなことしたら余計ややこしくなるということがわからんのかね

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